「Bitfinexってどんな取引所なんだろう」そんな風に思ってはいませんか?
海外取引所は情報も少なく分かりづらいですよね。
この記事では海外投資エージェントが、Bitfinexの特徴やメリットについて書いています。
また、使い方も画像付きで詳しく解説しています。
この記事がBitfinexでの快適な取引に繋がれば幸いです。
目次
Bitfinex(ビットフィネックス)とは
Bitfinexは世界最大級の規模の暗号資産(仮想通貨)取引所です。
数回に及ぶハッキング事件を経て強固になったセキュリティやレンディングができること、40種類以上の豊富な通貨を取り扱っていることで有名な取引所の一つです!
また、ビットコインのドル建て取引量で世界一になるなど世界でも人気の取引所です。
Bitfinexについての記事はこちら↓
Bitfinexのメリット
Bitfinexのメリット
- 取引量が多い
- スマホアプリをリリースしている
- セキュリティーが強固になった
取引量が多い
Bitfinexはドル建てのビットコインの取引量でも一位になったことがあるほど取引量の多い取引所です。
取引量が多いと、取引の注文が通りやすくなるという大きなメリットがあります。
取引量が多い取引所では、自分の思うタイミングで注文を通すことが可能になります。
スマホアプリをリリースしている
Bitfinexはスマホアプリをリリースしています。
スマホアプリがあることで、いつでもトレードができるようになります。
そのため、これまでトレードしたくても外出していてできなかったというようなこともなくなり、チャンスを逃さずトレードできるようになります。
セキュリティーが強固になった
Bitfinexは2度ハッキングの被害にあっています。
これだけを聞くと、セキュリティーの弱い取引所のように感じるかもしれませんが、
その苦い出来事からBitfinexはセキュリティー面でも改善をしています。
出金の際、秘密の質問がされる機能などが追加されています。
Bitfinexのデメリット
Bitfinexのデメリット
- 日本語に対応していない
- 過去にハッキングされている
- 1万米ドル以上の暗号資産(仮想通貨)、法定通貨が必要
日本語に対応していない
Bitfinexは、いくつかの言語には対応していますが日本語には対応していません。
そのため、登録や設定、実際のトレードの際には慣れるまで不便に感じることも多いかもしれません。
また、暗号資産(仮想通貨)の売買に関する操作は金銭的に大きな損失を出してしまうような操作ミスをしてしまう可能性もあります。
過去にハッキングされている
さきほども軽く触れましたが、Bitfinexは過去に2度ハッキングの被害を受けています。
現在では、原因を究明しセキュリティーを強化した上で運営しているので当時よりもセキュリティーは強固になっているともいえますが
それでもハッキングされた事実があるということはユーザーにとって大きな不安の種になってしまうと思います。
Bitfinexのハッキング事件と、対策についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
1万米ドル以上の暗号資産(仮想通貨)、法定通貨が必要
Bitfinexで取引をする際には、暗号資産(仮想通貨)もしくは法定通貨で1万米ドル(約108万円)以上の資産を保有している必要があります。
本格的にトレードをしている方には問題はないかもしれませんが、もし暗号資産(仮想通貨)をこれから始めてみようと思っていたり少し買ってみようかなと思っている人には向いていないです。
Bitfinexのアカウント開設方法
Bitfinexを使うにあたって、当たり前ですがまずはアカウントの開設が必要です。ここでは詳しい開設のしかたを説明していきます。使用したブラウザはGoogle Chromeです。
また、日本語に対応しておらず英語で表示されますが、一応Google翻訳などでページ全体を和訳して日本語で見ることもできます。(Bitfinex自体が日本語に対応している訳ではないので、お金を扱うのにGoogle翻訳に頼るのは不安・・という方にはオススメしません!)
必要な情報を入力
まず、初めの画面で「OPEN ACCOUNT」を選ぶと、次のような画面に進みます。
この段階では、表示されている通りにユーザーネーム、Emailアドレス、パスワードの3つの情報を入力します。
特にこのパスワードは非常に大切になるので、別にパスワード管理ツールを使うなど、管理には十分に注意してください!!
メールアドレスによる認証
【Step1】を終え「OPEN ACCOUNT」をクリックすると、登録したEmailアドレスにメールが届きます。
無事メールが届いていることを確認し、「VERIFY MY EMAIL ADDRESS」をクリックすると、、、
ついにアカウント開設完了です!ユーザーネームまたはEmailアドレスとパスワードを入力しログインしましょう!!
2段階認証(2FA)の設定方法
特にセキュリティを重視する方に絶対にしておいて欲しいのが、2段階認証(2FA)の設定です!
まず、ホーム右上のメニューから「Security」を選びます。
次に「Two-Factor Authentication」を選び、ここでは「Google Authenticator」を選択します。
すると、QRコードとその下にAccount token(Key)が表示されます。スマホなどで「Google Authenticator」という二段階認証に必要なアプリをダウンロードし、どちらかの方法(バーコードのスキャンかキーの入力)で認証を行います。
認証が済むと登録したEmailアドレスに以下のようなメールが届くので「ACTIVATE TOKEN 2FA NOW」をクリックします。
下のように「Two-Factor Authentication」の右チェック欄が緑色になっていればOKです!
これで二段階認証は完了です!
また、「Google Authentication」のアプリは今後も取引の承認のために2FAトークンを入力する際に使うことになります。
Bitfinexの使い方
それではセキュリティの準備も万端ということで、実際にBitfinexを使っていろいろなやり取りをしてみましょう!
Bitfinexの使い方
- 入金方法
- 取引方法
- 出金方法
- レンディング方法
入金方法
では早速Bitfinexで気になる暗号資産(仮想通貨)を買ってみましょう!といきたいところなんですが、Bitfinexは海外の取引所ということもあり日本円では取引ができません。
したがって、国内の取引所でビットコインを買ってから、それをBitfinexへ送ることになります。
ということで、まずは他の取引所やウォレットからBitfinexにビットコインを送る方法を説明していきます。
最初に、ホーム右上の「Deposit」をクリックします。
するとどの通貨を入金するか選ぶ画面になるので、この場合ここで「Bitcoin」を選択します。
3種類のウォレットが表示されますが、入金したビットコインで他の通貨を買いたい!というときは一番上の「Exchange Wallet」を選びます。
(他の二つを大まかに説明すると、「Margin Wallet」は信用取引、「Funding Wallet」はレンディングをするときに使うやつです。)
「Exchange Wallet」の「Click to generate address」をクリックすると、その場所にBitfinex(の自分のアカウント)にビットコインを送るためのアドレスが生成され、表示されます。
表示されたアドレスの右側にあるボタンから、アドレスのコピー、再生成、QRコードの表示ができます。これを用いてこのアドレスにビットコインを送り、この送付が完了されれば入金完了です!
右上から「Wallet」を開きビットコインの欄を見ると、無事に入金されたか否かが確認できます。
また、ビットコインのシステム上この送付が完了されるまでには少し時間がかかるため、すぐに入金を確認できなくても焦らなくて大丈夫です。ゆっくり待ちましょう。
暗号資産(仮想通貨)の取引方法
では入金したビットコインを使って実際に他の暗号資産(仮想通貨)を買ってみましょう!
今回は、現在注目されつつあるIOTAをビットコインで買ってみます。
まずはホーム左上の「Trading」にカーソルを合わせ、さらに買いたい暗号資産(仮想通貨)にカーソルを合わせ、USD、BTC、ETHのうち使う通貨を選んでクリックします。
すると上のような画面に移ります。
左側の「Order Form」の欄を見ます。
右側の「Amount」の欄に買いたい額を入力すると、その左側の「Price」という欄に、買う通貨1単位(この場合は1IOT)あたりに相当するビットコインの額が表示されます。その欄内の右側には、「Amount」に入力した買う暗号資産(仮想通貨)の合計に相当するビットコインの額が表示されます。
試しに右側に1000と入力すると、ここでは左側の値(1IOT)が0.00007429となっており、その右側に1000IOTに相当する0.07というビットコインの値が表示されています。
買いたい額を入力し終えたら、「Exchange Buy」をクリックします。
これで購入完了です!とても簡単ですね!簡単にできてしまうので入力ミス、押し間違いには注意し、買う前の確認は忘れないようにしましょう。
出金方法
次に、暗号資産(仮想通貨)(今回はビットコイン)をBitfinexから移動させる方法を説明します。
まずホーム右上から「Withdraw」を選ぶと、次のような画面が表示されます。
今回はビットコインを移動させたいので、一覧から「Bitcoin」を選びクリックします。
ここでは、送り先のアドレス、送る金額を入力し、送り元のウォレットをExchange Wallet, Margin Wallet, Funding Walletの中から選択します。
下の受け取る金額を確認し、下の項目にチェックをした後、「Request Withdraw」をクリックします。
この際も二段階承認があるので2FAトークンを入力する準備もしておいてください。
もう一度確認をし、開設の際と同じようにメールでの認証を行うと引き出しの完了です!
レンディングの方法
では、最後にBitfinexの特徴でもあるレンディングのやり方について説明します!
ホーム左上の「Funding」にカーソルを合わせ、貸したい通貨を選択します。
左側の「Funding Form」に、「Rate Per Day(日毎の金利)」、「Amount(貸す金額)」、「Period Days(貸す日数)」を入力し、下の赤い方のボタン(「Offer」)を押します。(「Bid」は自分がお金を借りる時に使います。)
あとは約定を待つのみで、レンディング完了です!
「Period」の右側にある「FRR」は一定期間の平均利率、「FRR Delta」はFRRの値から一定値変えたものです。「Hidden」を使うと、自分の取引が右の板には表示されなくなりますが、手数料は高くなり、記録自体は残ってしまいます。
また、どのくらい儲かるかについてですが、現在は例えばビットコインだと日利は平均0.03%くらいのようです。貸倒れなどのリスクもないことはないですが、貸しているだけで利子が貰えます。
レンディングをやりたいけど自分でいちいち設定するのは面倒くさい・・という方は、レンディングボットという、レンディングを自動で行ってくれる有料サービスがあるので使ってみてもいいかもしれません。Bitfinexで使えるレンディングボットとしては、Crypto LendやCoin Lendなどがあります。
Bitfinexのまとめ
Bitfinexは、海外の取引所ですが使い方さえ分かってしまえば日本の取引所となんら変わりはありません。
むしろ、より多様な暗号資産(仮想通貨)を扱っていたり、レンディングができたり、セキュリティが固かったりとメリットがたくさんあります。
この記事で使い方をマスターし、是非実際にBitfinexを使ってみましょう!